ソフトテニス ガット
ラケットにガットが張ってあるスポーツといえば、テニス、ソ
フトテニス、バドミントンなどがあります。
ラケットという道具のなかの一部分という印象もありますが、
ボールなどが直接あたる部分なので、以外に競技そのものに大
きく影響します。
温度の違いによって、テンション（張具合）が変わってきます
し、使った期間によっても全く違うラケットかと思うくらいの
変化があります。ガットが引っ張られる力は、
バドミントンラケットで7～12kg,
ソフトテニスでは9～16kg
テニスで18～27kg
これだけの負荷がかかっているので、使っているうちにガット
の繊維が伸びるので、反発力がなくなってきたり、回転のかか
りが悪くなったり、微妙に腕に感じる振動が変化してきたりし
ます。意外でしょ？
ガットは切れるまで何年ももつものではなく、熱に弱く寿命が
ある、賞味期限がある生もののようなものなのです。
ラケット本来の機能を十分に発揮させるためにも、ガットは定
期的に、少なくとも三ヶ月に１回は張替えたいものです。
ラケットを買い換えるよりは、ずっと効果的かもしれませんね☆
ソフトテニス・・・・ガットの選び方
色々試してみて、自分の好きな感触の物を探してみるのが
一番ですが・・・。自分のスイングに合う合わないがハッキリ
すると思います。
また、半年に１度の張替えをおすすめします。
４月と１０月ころがベストです。
気温の変化でガットの硬さも変化するので、季節が変わる
初めに取りかえるのがよいとされています。
好きなガットが見つかるまでは使うものは全て同じテンション
で張りましょう。それぞれの正確な比較が出来ると思います。
プロの選手が使っているラケットのガットの部分に描か
れている模様、それが『ステンシルマーク』です。
ラケット（フレーム）のブランドロゴを描くことで、スポンサー
のアピールをしています。
ブランドロゴ以外で、ステンシルの2本線を見かけたことが
ありますか？
これはガットのメーカーBABOLAT（バボラット）と契約している
選手のしるしで、通称『バボライン』といわれています。
ラケットとガットの両方で契約している選手では、ラケット
のブランドロゴとバボラインの両方のステンシルマークを
入れている場合もあります。
ソフトテニスのラケットにもステンシルマークを入れたいと
いう人は、誰でも簡単に入れることができますよ。
ステンシルマークのための専用のインクと型紙があり、張り上
げたガットの上に型紙をのせてインクを押さえるように塗るだけです。
ただし、インクをツルツルしたガットに付着させているだけなので、
打球するたびに色が落ちてしまい薄くなってしまいます。
また落ちた色がボールに移ったり、衣類にも付着してしまう事が
ありますので取り扱いには気をつけましょう。
また、趣味の範囲でテニスをする場合に『ステンシルマーク』を
入れるのは構いませんが、試合で使用する場合には『広告』行為
になってしまうので、一般の試合では『ステンシルマーク』付の
ラケットの使用が認められない場合もあります。
試合で使用するときはその点も確認しておきましょう。
